黄昏草日記

アクセスカウンタ

help RSS NHK大河ドラマ『義経』第23回「九郎と義仲」

<<   作成日時 : 2005/06/18 13:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 4

「都落ちが…! 都落ちがーーーーー!! あぁぁぁぁ……」
この仲冬、もうね、今回を見て愕然としましたですよ!!
今回の大河ドラマの流れからして、多少は目をつむるとしても。。


平家一門の都落ちが
こうまで蔑ろにされるとわっ!!!(-"- #)



一応、義経というタイトルだけに仕方のないこと
かもしれませんが…

正直、感想を書く気力も削がれがちでしたが
がんばって書いていきますです。。(我ながら健気)


それにしても、平家一門が朝廷に出仕するシーン
ついに見ることができませんでした。
普段のお仕事っぷりとか、見てみたかったのですケド。。


          *


オープニング前──
「官軍」についてでした。重要なアイテム「三種の神器」についても
触れられていましたが「※想像図」と、右上にしっかり注釈が(笑)


オープニングのキャストロール、最後の
「平 清盛(幻影)」には笑わせていただきました(^^;


          *


  今回も平家チームから感想を書いていきます。
  幻影となった清盛入道についても触れてみます(^^;


平家一門──
平家物語、最大の見せ場の一つ「都落」が
ことごとく描かれず、ホントに驚きましたですよ…!

忠度と藤原俊成(藤原定家の父)や
経正と守覚法親王が描かれないのは、今まで登場しなかっただけに
ある程度覚悟していましたが。。
(もちろん無視られて、悲しさいかばかりか…(遠い目))

池殿(頼盛)は!?

今まで何度か登場しては「あ、あれはママが」と
オロオロしていた池殿は、描かれても然るべきなのに。。

なんか、知らないうちに池殿はフェードアウトさせる
ハラなのでしょうかね、NHKは…(*_*)

後の福原での管弦講でも、池殿の姿は見えませんでしたし。。


清盛入道(幻影)──
福原で催された管弦講、琵琶の音色が響く中で
時子ママの前に現れた入道。
バックに海を背負っての、大層な登場っぷりでした。

その中で仲冬が気になったのが

「いずれ一門残らず、都に集う日も、訪れるであろうゆえ」

というセリフ。瞬時に仲冬は

「海の底にも都の候うぞ」

という、壇ノ浦での時子ママのセリフを
思い出し、複雑な気持ちになりました。

“一門残らず、(海の底の)都へ…”と。


宗盛──
都落ちが決定し、パパと思い定めていた
後白河法皇を探すも、こっそり逃げられ…

「パパとボクとは特別の仲なのさ♪」と信じていただけに
落胆の色濃い宗盛くん。

幼い安徳帝に奏上するシーンで悔し涙を滲ませていました。。

今まで色々と、視聴者からの苦笑・失笑の的となっていた
拗ね拗ね宗盛くんでしたが、
さすがに可哀想に思えてなりませんでしたよ。


知盛──
「われらはすでに、武門ではなかったのじゃ!」
「いつの頃からかわれらは、武門ではなく公家になっていたのじゃ!」


夜、連戦連敗の自責の念に駆られて、一人で袖をぬらす
小松維盛を見つけた知盛が一門の現状を鋭く見抜いていました。

かつて(第2回)、陰陽道かぶれの宗盛(少年バージョン)を
清盛が「われらは武門ぞ!」と叱っていましたが…

ここに来て、清盛のセリフを彷彿とさせる知盛の一言です。

それにしても、安徳帝に奏上するシーンでは
束帯を着ていましたね。
機会があれば、ぜひとも仲冬も着てみたいものです(^^;
(風俗博物館で狩衣を羽織ったことはありますが、やっぱり束帯が♪)


お公家〜ず──
比叡山に身を隠し、宗盛くんたち平家一門と袂を分かった
後白河法皇とお公家〜ず。

郵便配達のおぢさんと、さるっこが宿所を
おねだりした直後、平知康の表情が◎でした♪

それでこそ、かつての日野勝光です(^-^)

今回、仲冬が少し気になったのは
丹後局の「はい、右兵衛佐頼朝が」というセリフ。

この頃は一応「逆賊(義朝)の子」という汚名がついてまわり
「従五位下」や「右兵衛佐」という役職・官位も剥奪されていた
思うのですが…。

安徳帝の廃位を決定して「三種の神器」もないまま
後白河法皇の「伝国宣命」によって後鳥羽帝が践祚。
後々の、「承久の乱」の方が有名でしょうか。

この「三種の神器」なしで天皇が践祚する「伝国宣命」
どちらかというと『太平記』の南北朝時代の方が
有名かもしれませんね(笑)


          *


  続いて源氏方。
  いよいよ木曽チーム入京してきました。


さるっこ軍団&郵便配達のおぢさん──
木曽のさるっこ軍団が、ついに入洛。
義仲や巴の、晴々とした得意満面の笑みが印象的です。

義仲「わしが源氏の、棟梁じゃ!」
馬「ブルルルッ」


なんとタイミングのいい馬なんでしょう!(笑)

さて、平家を追ったさるっこ軍団、都や朝廷には
全く疎いことが発覚。

ずっと山奥で暮らしてきた義仲なので
仕方がないと言えば仕方がありませんけど。

後白河法皇が出御するとき、行家の見よう見まね
伏すシーンは笑わせてもらいましたです(笑)

かつて郵便配達のおぢさん(行家)が
「わしがいなければ、困るのは木曽殿だぞ」と脅していましたが
ここにきて、あながちウソでもありませんでしたね(^^;

「直答はなりませぬ!」と、義仲を制するあたり
八条院の「蔵人」という役職を、おねだりしたとはいえ
もらっているだけに、基本の作法は心得ている様子でした。

さて、安徳帝の廃位によって次の帝を誰にするか、というところで
以仁王の遺児「北陸宮」という名前が、これまた唐突に挙げられました。

一説には、木曽義仲が北陸で元服させたという北陸宮。

そんな北陸宮の即位を拒まれて、さるっこ軍団はいきり立ち…

びっくりした後白河法皇によって
「伊予守」やら、かつての義朝と同じ「左馬頭」に任じられた義仲。
位階も「従五位下」となり、頼朝兄と同格です。

「うわっはっは」と有頂天なさるっこ軍団と、
郵便配達のおぢさんの苦々しげな表情が対照的でした。

さてさて、場面は大きく変わって
今回のタイトルでもある「九郎と義仲」のシーン。

仲冬「そこ! 一気に! サクッと♪」

義仲が、義経の首もとに太刀をあてた時
ココロの中ではそう叫ばずにいられませんでした(笑)

相変わらず甘ちゃんボーヤっぷりを発揮して
「従兄弟だから、一族だから仲良く」という義経に対して
「身内の絆などすぐに切れる!絆に頼っても裏切られる!」と突っぱねる義仲。

どうも、この大河ドラマは現代の「従兄弟、親戚」と
同じような感覚
で、義経に喋らせているような気がしてなりません。

現代では、夏休みとか年末年始とか、子供の頃から
従兄弟・親戚同士で集まったりすることもありましょうが…
この頃は、たぶんそんなことは皆無だったかと。

全く面識なく育った従兄弟同士が、大人になって
いきなり登場しては「仲良く、助け合って♪」とか言われても
かなり困るでしょう。

ぶっちゃけ「ダレやねん?!」的な心象しか
持ち得ないと思いますです。

そんな仲冬の心を知ってか知らずか(もちろん知らないと思いますケド(^^;)
切々と義仲を説得する義経。

義仲「身内の裏切りは、信用もし、情愛もあると思うがゆえ
   その憎しみが余計に深くなるのじゃ!
   悔やみたくなければ信用せぬことじゃ!!
   そうすれば裏切られることもないっ!!」


と、孤高の勇者っぷりを披露!

しかし義高のことになると、途端に動揺する義仲。
直情っぷりが滲み出ています。

後の江戸時代、松尾芭蕉が敬愛した木曽義仲。
この大河ドラマでも、結構いい味出していると思いますです(^-^)


頼朝兄──
さるっこ軍団の、都での暴れっぷりに手を焼く
法皇から書状が届いた頼朝兄。

法皇に媚びるのではなく、あくまで「武士の府」の主たる
鎌倉殿として、できるだけ対等な立場にいたい、という
兄の心底が見え隠れしていました。


義経パーティ──
うじき次郎が「くせ者じゃーー!」と叫んだとき
義経は「構わぬ! 首を刎ねよ!」とでも
命じておけばよかったのに、と悔やまれてなりません。。

うつぼ「……来て、みた」

仲冬「! またこれか………_| ̄|○」


確か、奥州に出没したときも「来てしまったよ♪」と
恐ろしく場違いなセリフで、激しい脱力感に襲われた仲冬。

すいません、そろそろ本気で
うつぼを何とかしてほしいんですけど。。(切実)

うつぼを抹消する為なら、多少の寄付くらいしてもいいです。

最近、別のテレビ番組ですら、上戸彩を見かけて
「うげぇ…ここにも出とるんかいな」と拒絶反応。

この大河『義経』が始まる前は、こんなことなかったのに。。


          *


次回予告──
いよいよ法住寺殿焼き討ちですか!
怒濤の勢いでストーリーが進みますねぇ。




NHK大河ドラマ『義経』感想 一覧


《関連ブログ》
2005.06.18  「裏浦別館庫」
2005.06.11  「晴れのち平安」


【この刹那の一曲:東儀秀樹 『蘭陵王』
雅楽〈天・地・空〜千年の悠雅〜

テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
義経23回今週のMVP
今週は、驕る木曽義仲有頂天の巻でした。確かに義仲勢は、都で傍若無人の振る舞いをするわけですが、田舎者のお上りさんが、浮かれて調子に乗ってひんしゅくをかっていく姿を、義仲ひとりが体現する絵図には、ちょっと義仲ファン(`ヘ´) プンプン。 ...続きを見る
ぱるぷんて海の家
2005/06/18 15:59

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ほんと、うつぼ何とかしてほしいと思います、同感のいたり!!
ぱるぷんて
2005/06/18 14:34
>ぱるぷんてさん
今まで度々うつぼが出てきましたが、気が萎えない回はありませんよね…(^^;
仲冬@黄昏草日記
2005/06/18 18:39
はじめまして。私も「うつぼ抹消してくれ」に一票です!!
原作にもうつぼが登場するのかどうか知りませんが、いったい何の為に設けた役なのかさっぱりわかりません。
それだったら義経の正妻を出して欲しいです(もう少し後の話になりますが)
ちゃんとした演技ができる女優さんでw
gungnir25
2005/06/19 17:18
>gungnir25さん
はじめまして!うつぼ抹消同盟(?)にご賛同いただきありがとうございます。
うつぼの役どころですか〜。一応、庶民レベルの視点から源平合戦を垣間見させるような雰囲気、のような気がしているのですが、今のところ、まったく不要なキャラですよね…。
うつぼ出演シーンをすべてカットすれば、端折られたエピソードを色々と織り込めたと思いますよ。
河越重頼女、さすがに正妻ですから出てくると思いますよ(笑)
仲冬@黄昏草日記
2005/06/19 22:33

コメントする help

ニックネーム
本 文
NHK大河ドラマ『義経』第23回「九郎と義仲」 黄昏草日記/BIGLOBEウェブリブログ